- RPS-Japan
上田頴人会員も入選
2009年10月 3日 (土)
2009年RPS国際投影イメージ写真展に、上田会員も入選しました。林会員と合わせて2人同時入選は初めてで、たいへん喜ばしいことです。上田会員の入選部門は「Natural Digital」で、スコアは12点です。上田会員からコメントが寄せられています。
「飛翔 Match of Swan and Wild Goose」
この写真は3年前の冬、当時新聞連載中だった『日本音紀行(もうひとつの風景)』の取材で、新潟市の福島潟へオオヒシクイ(国の天然記念物で羽を広げると160センチにもなる大型の雁)を撮りに行った際に撮影したものです。ヨシの群生する福島潟は、渡り鳥にとって絶好のねぐらで、オオヒシクイの日本一の飛来地です。夜明けと共にグワワンと鳴きながら次々と餌場に向かって飛び立っていくオオヒシクイは迫力があり、それが狙いでしたが、そのうち白鳥も一緒になって競争するかのように飛翔していく姿が印象的で、夢中になってシャッターを切りました。新聞掲載写真は集団で飛び立つオオヒシクイでしたが、この印象的な飛翔の場面が忘れられず今回応募してみました。ちなみに、「音を絵にできたらノーベル賞ものだよ」と、当時、友人たちから言われたものでした。
これを機に、日本支部会員の応募がますます増えるよう期待します。