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田中宏明会員 総合写真展に3点入賞

2010年10月 6日 (水)

「公募で自分の作品を世間にさらす」

 田中会員の作品が、第14回総合写真展で3点入賞しました。作品は次の要項で展示されます。会期:10月27日(水)~11月1日(月) 9:00~17:00(最終日は12:00まで) 会場:東京都立産業貿易センター・浜松町館 3/4階ホール(☎03-3434-4242)

作品と出展意図は以下のとおりです。

📷優秀賞 『廸』(みち) 〈不士山日記〉より 12月の満月の富士山は家族の名まえの一字をとり題名とするようにしています。廸とは妻の廸子からとりました。廸はお経の一字で、星から星への距離とか道のりの意味があるらしく、富士から月へ(地球から月へ)という意味で、写真にぴったりの題名になりました。

📷入選 『安』 〈富士さん日記〉より 赤富士は縁起の良い富士山の横綱であります。題名の安は、安らかな生活ができるようなパワーをもらえる気がする。ときどき絵画では、富士山をあまり見ていない方が赤富士を画かれているときがあります。絵の手法ですばらしイメージの作り方はよくわかりますが、写真を写す立場から見ると少し残念です。また、絵画でも大判カメラで写したくらい写実的な作品を見せられることもあり、絵画世界はどちらも意味があり価値のあるもので勉強させられます。

📷秀作 『小さな絆』 〈絆物語〉より 息子と、その長女「凛」のひと時。親子の小さな絆によって幸せの一場面。子どもの見つめる目が八方睨みとも思われるところがおもしろい。

 公募展について田中会員から次のようなコメントが寄せられました。

私にとって写真とは何だろう

 作品は、自分の感性であり、写真という子どもであると思います。しかしながら、大切な作品、わが子と同じだからと大事に箪笥の引き出しに入れっぱなしにせず、個展で展示してきました。写真家たちの目にさらすことで、もまれ、誉められ、求められ、きつい指摘を受けたり、愛という作品のいじめにも会いました。それを繰り返すことによって作品に責任が生まれ、私は成長させていただき、それが生きがいとなっております。

 個展と公募は似ているようですが、少し違うと思います。公募は自分の作品を世間にさらす一番良い方法です。出品したときはまな板の鯉です。審査結果が発表され、入賞作品をよく見ればそれは納得できます。しかし、そうだからといって自分の写真に対する信念を変える必要はなく、自分を通すべきであり、その中から良い作品を制作していくことが大切です。すなわち継続は力なりと信じます。

 写真は静止画であり動画ではありません。映画1本2時間なら、写真はお茶を飲みながら2時間以上眺められる作品を制作したいものです。

「アートラインかしわ」へ参加📷📷

 田中会員は今年も地元の芸術祭「アートラインかしわ2010」に参加します。作品の展示要項は写真右参照(ポップアップ可)


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 (旧HP 2006年9月1日より 17000人)


 

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